『ふりかけると札束が二倍に増える魔法の粉』を持つ二人組の男がアブダビで逮捕された。

当然札束が二倍に増える訳はなく、増えたように見えたお札は偽札であり、粉は小麦粉であったようだが、この手のトリックに多くの人が騙され被害を受けてしまったというのがこの事件が大きくなった理由の様だ。日本では最近はこの様なインチキが表に出てくる事はなくなったが、昭和の頃には割とよくある話だったと想像する。

アブダビは一見近代的な様だが、その社会構成は多くの外国人から成っており、快適な生活を支えるのは低賃金のアジアの出稼ぎ労働者である。私が推測するに、今回騙されてしまったのも、この様な人達かもしれない。だとすれば、中東の恵まれた都市において、この様な事件が貧富の差というその社会の断片を垣間見せた様な気もする。もちろんあくまで推測なのだけれど。

元ネタ【AFPnews】