拷問事件で揺れる王室
ABCニュースで衝撃的な映像が流れた。UAEで行われた拷問テープの流出映像だ。この拷問をしているのが、UAEの王族であり、皇太子の22人の兄弟の一人であるシェイク・イサ氏。人権問題として、世界に公開されてしまい、当初はプライベートな事件としてとりあげなかったUAEも、対処ざるを得なくなっている。
ABCニュースで衝撃的な映像が流れた。UAEで行われた拷問テープの流出映像だ。この拷問をしているのが、UAEの王族であり、皇太子の22人の兄弟の一人であるシェイク・イサ氏。人権問題として、世界に公開されてしまい、当初はプライベートな事件としてとりあげなかったUAEも、対処ざるを得なくなっている。
今回は話が変わって日本のお話。福岡に九州初のモスク『福岡マスジド』が建設された。マスジドはアラビア語で『平伏する場所』という意味らしい。日本全国のムスリムと赤新月社(アラブの赤十字)、そしてUAEからの資金で完成したようだ。UAEは70%強を出資した模様。総工費は2億5000万円。運営側はイスラム社会と日本社会の相互理解になればとのこと。
福岡の600人のムスリムの人達の拠り所になるようだ。福岡に600人もいらっしゃるという事は初耳であり、少し驚いた。しかし、その数が多いのか少ないのかもよく分からない。そこで簡単に調べてみた。
イスラーム地域研究
によると、北海道から九州まででおよそ50のモスクが日本にはあり、日本のムスリムは10万人以上(日本人、外国人も含む)だという。他の情報では、日本においてはムスリム人口に対するモスク数が不足しており、増設が求められているという。
筑摩書房の『日本のムスリム』では、このムスリムの人達は、バブル期に流入したパキスタン、バングラディシュ、イラク人たちが日本に定住して、この様な増加を促しているとしてる。
私の周りにムスリムの方がいらっしゃらないので気づかなかったが、東京にもモスクはあるようだ。どなたか詳しくご存知の方がいたら是非詳しく教えて頂きたい。
ちなみに国内の主要モスクは以下のサイトでまとまっている。
⇒イスラーム通信
元ネタ【西日本新聞】
UAEにはサッカー日本代表が、練習試合でよく訪れる。今回はU-18の遠征が決まったようだ。アジアの良きライバルとしてその親交の歴史は長い。記憶してるだけでも20年以上になるのではないだろうか。
私がまだ小学3年生だった頃、日本ではJリーグが開幕。世間はサッカー熱一色であった。それは遠い砂漠の町アブダビも同様であった。アジアカップ、W杯予選、練習試合とアブダビにも日本代表が何度も訪れ、その度に応援しにいった。彼らは異国での日本人の応援にサービス満点で応えてくれ、一緒にボールを蹴らせて頂いた事もある。カズや井原、ラモス等、現在では伝説になっている様な選手ばかりだ。また、現地企業の社員達が彼らのお世話の様な事をしていた事もあり、代表選手を砂漠に連れて行き観光をさせる様な事もしていた。
そういえば、U-23が訪れた時には、現在はコメンテーターの前園、小倉、川口、当時はまだそこまで有名でなかった中田英選手などもいた。一緒にボールを蹴り、満面の笑顔で握手する自分の写真などがいまだに残っている。サッカーUAE遠征の話を聞くたびにあのサッカーに夢中になり、40℃近くなる砂漠の様な校庭でボールを追いかけた日々を思い出し、また初めて実際に会ったラモス選手が、その大きさとファンキーな髪型で怪人に見えた事を思い出す。
元ネタ【スポニチ】
米国のオバマ新大統領が、UAEの中東衛星テレビ”アルアラビーヤ”に登場して、
「米国はあなた方の敵ではない」
とイスラム社会にアピールし、パレスチナ和平交渉の再開を直接訴えた。オバマ大統領はこの中で、自らがインドネシアで数年暮らした事や、イスラム国へ旅行した経験などからイスラム社会に理解がある事を示した。
個人的には、今回が外国メディアに大統領単独としてでた初めての会見である事から、オバマアメリカが中東外交に、力を入れていくという姿勢が感じ取れた。自らの経験を引いて、方向性を暗示させるところはさすがオバマといったところか。この会見を聞いて、ブッシュとは違う新たな時代の訪れを感じた中東の人達も多かったのではないだろうか。しかし、現在アメリカは実質難局だらけであり、今後行動力を持ってこの中東外交でのChangeも起こしていって欲しいと思う。
ちなみにUAEも親米であり、ブッシュの頃には仲が悪いイランとアメリカどちらとも交流が活発なため、米からは圧力を受け板挟みであった。この関係が変わるか等にも注目してみたい。
参考【イランと米国の狭間で・・・】
風情ある上の写真。なんとUAEに雪が積もったらしい。正直、目を疑った。夏は日中50度、雨でさえ年に何回かしか降らない熱砂の国。それがUAEだ。近年できたドバイの人口スキー場で、人生初めての雪を見る人達がたくさんいるというのに。
もちろんこの写真、都市部に雪が降ったという訳ではない。UAEのラッセルハイマという地域の山の上に積もったという事だ。それでも、UAEに雪が積もるなんて話は私としては聞いた事がなかったのでとても新鮮だった。(しかし、山岳部にはつもりはしないが雪は時々降るらしい。)ラッセルハイマはとりたてて何があるという地域ではないらしいので、おじゃました事もないが、この幻想的な一景を拝みにいくのもありかもしれない。
ラッセルハイマの位置は、アブダビ⇒ドバイ⇒アジュマン⇒ラッセルハイマと半島の上部になる。
元ネタ【AFPnews】
UAEが昨日建国37周年を迎えました。建国記念日には、車に国旗や国王のシールを貼付けて道路をたくさん市民が走りまわるのがこの国の恒例です。アブダビでは今年、この街の大道路コルニッシュ沿岸を何千という車に乗る若者達がクラクションと爆音の音楽で派手にお祝いしました。中には、夜8時から次の朝5時まで走り続ける人もいたようです。この若者達のインタビューによると、誰もが「UAEは最高!!シェイク(国王)も最高!!」と言った面持ち。いつまでも若者に愛される国であってほしいものです。
元ネタ【The National】
日本ではmixiやgreeに代表されるSNS。国際的リサーチ会社シノベイトによると、なんと、UAEのSNS利用率は46%で世界で二番目だそうです。一位はオランダ。しかし、ネット上でのコミュニケーションを重視しているかの調査では、56%で一位、またネット上での友人の方が多いと答えた人も37%で一位でした。
個人的な所感では、弟が現地高に通っていた経験があり、現在はmy spaceやface bookで多くの友人達と繋がっているようです。もしかしたらSNSがかなり浸透しているかもしれません。
この因果関係はわかりませんが、以外なところでUAEが登場した一幕でした。
元ネタ【RBBTODAY】
海外建設協会がオイルマネーを背景とした大規模開発が相次ぐ中東の建設市場の調査報告書をまとめました。報告書によると、中東の中で最大なのはUAEで、約77兆円であり2007年と比べ50.9%も増えたそうです。なかでもアブダビは、『プランアブダビ2030』という包括的都市プロジェクトによって、新都心の建設や交通網の整備など多彩な建設が予定されています。日本からも大成建設がこの高速道路プロジェクトを受注しており、鹿島や清水建設も順次チャンスを狙っている模様。
元ネタ【nikkeiBPnet】
21日に米経済誌のフォーブスが世界の王族長者番付を発表し、アラブ首長国連邦(UAE)・アブダビのハリファ首長が推定資産2兆5070億円で、昨年よりワンランクダウンの2位になりました。1位はタイのプミポン国王で約3兆8150億円。バンコクに所有する土地などの資産をタイ王室が公開したため、昨年の推定額から一気に約7倍になったそうです。ランキングの五位までは以下のとおり。
1位 タイのプミポン国王で 約3兆8150億円
2位 アラブ首長国連邦(UAE)・アブダビのハリファ首長 約2兆5070億円
3位 サウジアラビアのアブドラ国王 約2兆2890億円
4位 ブルネイのボルキア国王 約2兆1800億円
5位 UAEのドバイ首長国のムハンマド首長 約1兆9260億円
原油価格高騰を受け産油国の王族のランク入りが主になっていますが、アラビア半島のアブダビ・ドバイ・サウジアラビアがトップ3を占めている事が、アラビア半島のバブルぶりをよく表していますね。
元ネタ【47news】
UAEがイランと米国の板ばさみになっているようです。目覚しい経済発展を迎えているアブダビ、ドバイには数千人のイラン人がビジネスを行っており、中東では最大のイラン人のコミュニティが形成されています。UAEとイランの間には国交があり、良い国際関係が築かれていますが、米国ともそれは同様です。西欧化が進むにつれて、近年米国からUAEへイラン排斥へのプレッシャーが強まっています。現在、イランは核兵器のためのウラン濃縮活動を行い、米国はイランに対し経済制裁を発動しています。しかし米国が経済制裁を課しても、140億ドルにもなるイランのUAEでのビジネス活動(JETRO調べでは、ドバイで活動するイラン企業は8200社にもなる)は、イランによるイラク・アフガン、またはテロリストへの爆弾兵器輸出の資金源になっているとの見方があります。このため、UAEはイランと仲良くやって経済を活発にさせたいけど、一方で仲良くやってる米国がイランと仲良くするな!と注文するという板ばさみになっているようです。ドバイ、アブダビとすればこれからも両者と仲良くやっていきたいというのが本音のようですが、どうなるのでしょう。
元ネタ【IBTimes】